【名人戦第5局】藤井聡太八冠対豊島将之九段 地域が盛り上がる対局場所はどう決まる?公募の条件は“ふさわしい対局場と宿泊施設” 北海道紋別市
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- Опубликовано: 17 окт 2024
- 将棋の最も古い大会の名人戦。スーパースターのヒリヒリした対局を、多くの人が固唾をのんで見守っています。
北海道紋別市に将棋の藤井聡太八冠が、やってきました。
札幌から駆けつけたファン(25日・紋別空港)
「札幌から4時間かけて来たけれど、感激で言葉が出ない」
紋別市民
「にわかファンだけど、紋別にスターが来ることがうれしい」
伝統ある将棋のタイトル「名人戦」、その第5局が開催されている紋別市。
勝負の前には、紋別市内の観光地を訪れ、リラックスした表情を見せていた藤井八冠。
タイトル戦恒例の“勝負めし”や“勝負おやつ”など、勝てば「名人戦」初防衛となる一戦に盛り上がるマチの様子を“もうひとホリ”します。
七番勝負で争う将棋の名人戦は、ここまで藤井聡太八冠の3勝1敗。
この“紋別対局”に勝利すると「名人」初防衛となります。
札幌から応援に来た人
「紋別で初防衛を決めていただいたらうれしいですけど、豊島さんもすばらしい棋士なので、巻き返してほしい気持ちもありつつ、やっぱり眠ったままでいたほしいと思ったり…」
26日から始まった対局ですが、注目はタイトル戦ではお馴染みとなった“勝負めし”や“勝負おやつ”です。
藤井聡太八冠(25日・前夜祭)
「対局時の食事やおやつが市内の店から提供いただけるということで、大変楽しみにしております」
紋別市は、対局で提供する“勝負めし”“勝負スイーツ”を、市内の飲食店から募り、37品を用意しました。
26日午前のおやつとして、藤井八冠と、対戦者の豊島将之九段の両方に選ばれたのは、頭にのせたホタテがチャームポイント、紋別のキャラクター“紋太くん”の焼き印を入れた「塩バターどら焼き」です。
“塩バターどら焼き”を作る高砂屋菓子舗 渡邊孝博代表
「選んでいただいたことがすごくうれしい。(すでに)問い合わせ来ていて、ネットで買えないんですかとか…」(店頭での販売のみ)
地元の人は…
「焼き印がかわいいから、もしかして選ぶかもね、なんて言っていた」
大川雄司ディレクター
「粒あんとバター、そして塩のバランスが絶妙でおいしい」
そして、藤井八冠が対局初日の26日、昼食に選んだのは、地元で獲れた“ズワイガニ”をたっぷり使った、海鮮りん食堂の「紋別産ずわい蟹いくら重」です。
海鮮りん食堂 店主 林明さん
「(選ばれて)うれしいのと、カニが食べたかったのかな、紋別来たらカニだったのかな…とうれしかった。もともとフードコートで“カニ飯弁当”というのをやっていて、それを豪華版にして重箱に入れて、いくらを乗せた」
地域の盛り上がりに期待が高まる名人戦、その対局が行われる場所は“公募制”となっています。
紋別市総務部 石田秘書課長
「70周年という節目の年を今年迎えるので、役所の中で将棋に造詣の深い職員がいて、(名人戦公募を)やってみるかと。ダメ元なんですけど、応募してみましょうと。(選ばれて)感激ひとしお、それに尽きる」
実は、紋別の同じホテルでは、2004年にもタイトル戦の一つ「王位戦」の対局が行われていて、当時のトップ棋士である羽生善治さんが谷川浩司さんと対戦していました。
地元の将棋クラブ
「まさか紋別の地で“名人戦”…それもいま全盛期の藤井八冠が来るとは夢にも思わなかった」
「紋別って将棋が盛んなんだなぁと認識を新たにしてもらって、紋別の将棋人口が子どもたちにとって増えてくれると非常にありがたい」
今年2月に第5局の開催地に決定した後は、紋別市、商工会、飲食店などが実行委員会を結成し、準備を進めてきました。
しかし、7番勝負で争う将棋の名人戦、4連勝で決着した場合は、紋別では開催されなかった可能性もありました。
紋別市総務部 石田明久秘書課長
「私どもは第5局なので、祈るように見守っていた。(開催が決まり)ある意味、奇跡が起きたなと。“紋別対局”をきっかけにマチの活性化に広く貢献していきたいという強い思い」
日本将棋連盟によりますと、「名人戦」と「竜王戦」の開催地は【公募制】です。その応募の条件というのが「名人戦」の場合はコチラ。
■【「名人戦」公募の条件】
・「名人戦」にふさわしい対局場と宿泊施設、大盤解説会、前夜祭ができる施設が近くにあること。
・その上で、将棋を通した地域活性化や話題性などを考慮して選考。
紋別市は、20年前に王位戦を開催していて、実績は十分。今回は、去年10月に応募して、今年2月に第5局の会場に決定しました。
ただし、今回の紋別対局のように、七番勝負で争う「名人戦」は“5戦”以降の会場は、非常にヤキモキすることになります。
今回の対局で、藤井八冠が勝つと「初防衛」となりますが、現時点でのスケジュールは、次のようになっています。
■【第6局愛知・名古屋/第7局山形・天童市】
・愛知出身の藤井八冠を迎えたい「第6局の名古屋」は、亀岳林万松寺(きがくりん・ばんしょうじ)が会場です。
・記念の御朱印やグッズなどの準備中で、「名古屋めし」を提供する店とメニューも話し合っています。
・さらに、第7局まで勝負がもつれると、将棋の駒の生産、日本一の山形県天童市で行われます。2024年05月27日(月) 18時44分 更新
#北海道 #ニュース #HBC
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以前は、此処まで人が集まらなかった。おやつや食事もそうだが、将棋の内容も注視して欲しい。七番勝負は色に例えると、第五局がイエロー・第六局がレッド・第七局がブラックとなる。藤井ファンにすれば、早く決めて欲しいし、対局予定地は、来て欲しい。色んな思惑が有る。
藤井八冠は「テツ」でもあるから名寄本線残ってたらよかったんだけどねぇ。
なんせ前回の小樽でも函館本線の山線乗ってみたいって言ってたくらいだしw
市制○○周年記念と言って誘致すると、成田も別府も紋別も、地域内だけやたら盛り上がって、
メニューはお二人にとって………になるのかな。今回は和風が少なく、夕休がパンだけというのは…。
エントリーしてメニューブックに載ると宣伝効果はあるだろうが、大盤解説800人の別府よりは限定的か。
良いですね^ ^
手番時、指し手の前に、お茶を一口。
お〜い、お茶。 伊藤園。 でした。